その志です。オフも自主トレもキャンプも、しっかりやって、若手のリーダーになってもらいたいですね。それだけの人望はあるはずです。
ロッテ・上野440万円増、2桁勝利誓うロッテ・上野大樹投手が28日、千葉市内のQVCマリンで契約更改交渉に臨み、440万増の1700万円でサインした。
プロ3年目の今季、7月17日のソフトバンク戦でプロ初先発初完封勝利をマーク。以後、先発ローテの一角を担い4勝を挙げた。「来年は2ケタ勝利を目指したい」と、さらなる飛躍を誓った。
(デイリースポーツ)
今年プチブレイクした上野が更改を行い、アップの1700万という数字になりました。
まだまだ上野に関してはプチブレイクという言葉がぴったりで、ブレイク迄は行きませんでした。初先発試合で完封、そのあとも0点で抑えて、これは遂に上野がブレイクするかと思いましたが、その後打たれる姿を繰り返し、8点リードをなくしてしまうなど、安定感のない投球になってしまいました。それでも10連敗を止める投球をしてくれるなどいい時は良かったですし、今年の先発では成瀬唐川のあとの3番手くらいの位置にはつけられましたので、来年は先発ローテという立場からスタートするものと思われます。
そんな上野も自覚があるようで、2ケタという高い目標を掲げてくれたこと、これは素直に嬉しく思います。しかしながら今のままでは2ケタは勝てません。まだまだ課題はたくさんあります。1番はメンタルです。打たれてすぐに顔に出し、投球にも出るようでは大量失点投手となり安定して長いイニングを投げる投手にはなれませんし、ポーカーフェイスに無理やりするくらいにならなければなりません。いい時に顔に出すのは私は嫌いではないですから続けてもらって構いませんが、悪い時に顔に出て、なおかつ制球までバラバラになるようではいけません。1年間1軍で投げるにはまずそこを治すべきでしょう。そしてもう1つはスタミナです。1年間投げ続けたことがない上野の1番の心配事はスタミナで、先発として若いですしイニングはある程度食ってもらわないと困りますから、肩のスタミナ、制球を支える下半身のスタミナはキャンプ等でみっちり鍛えて1年戦える体を作ってもらいたいと思います。
ボール自体はもっともっと良くなると思いますし、真っ直ぐのスピードが大分落ちたといえど、その分制球が良くなれば勝てる投手にもなると思います。上野スマイルは我々マリーンズファンの自慢できる一つですし、他球団ファンにもっともっと見てもらいたい部分です。1度見たら忘れない上野スマイルが相手チーム敗戦後にとどめをさす、そのような試合を1試合でも多く作って欲しいですし、その力はあることはわかってますので、プチブレイクからブレイクへ、そしてロッテファン希望の星から計算できる投手への変貌を、今から非常に期待しています。
やはり4勝では物足りません。上野がどれだけやるかで、順位も変わってきそうですね。期待しています!
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