これは喜ばしいニュース。いちパリーグの他球団ファンとしてではなく、野球ファンとして、です。ダルがどこまでやれるのか、このお話で3時間くらい話せるぐらいでしょうね。歴史に名を刻めると、私は信じています!
ダルの米球界挑戦大きく報道!ライアン、クレメンスと比較もポスティングシステム(入札制度)を利用しての米大リーグ挑戦を決めた日本ハムのダルビッシュ有投手について米メディアは8日、AP通信が至急電で伝えるなど大きく取り上げた。
大リーグ公式サイトは日本での成績を紹介し「落札額が過去最高額の5111万ドル(当時約60億円)だったレッドソックスの松坂大輔を超えるか」とした。大リーグ専門局のMLBネットワークは日本ハムでの映像の他、同じ剛腕としてノーラン・ライアンや、ロジャー・クレメンスと比較するなどした。
USAトゥデー紙(電子版)はプロ野球前ロッテ監督で、対戦経験の豊富なレッドソックスのボビー・バレンタイン監督が「球界でベスト4に入る投手」と話したことを伝えた。
(スポニチ)
去就が注目されていたダルビッシュですが、遂に自身のブログでポスティングでのアメリカ表明を発表してくれました。もう日本でやり残したことはないだろうと、それに加え早く今の全盛期の内にアメリカに飛んで、どこまで出来るのかを見せて欲しいと、それくらいの気持ちにさせてくれる投手であることは間違いありません。野茂の挑戦のときと同じくらいわくわくしますし、野茂のときはやれないだろうなという気持ちは強かったですが、今度のダルビッシュはもう通用するしないではなく、どこまでできるんだろうと、その気持ちだけが非常に強くなってきています。日本球界最高の投手とも言えますし、日本での通算成績は防御率1点台で、三振率も高いという投手ですから、非常に期待値は高いです。
今年は体重を増やし、肉体改造に成功しましたし、それで真っ直ぐの球速も出て、重さも増しました。本人いわく、スプリットを使えば簡単に打ち取れるけど簡単すぎるから封印しているという状態ですから、日本に敵なしだったのは言わずもがなです。アメリカには日本の野球から見ると怪物みたいなのがたくさんいますから、その辺との勝負が今から楽しみで、あちらでも涼しい顔しながら投げてくれると非常に嬉しいです。
しかし懸念材料が全くないかといわれればそうではありません。まずはなんかこう最近丁寧に投げていないなあというのが伝わってくることです。制球重視ではないようなスタイルになってきていますし、キレだけで相手をねじ伏せると、そういうスタンスになってきています。あれだけのキレがあれば日本では通用するでしょうが、アメリカでは甘く入ったりしたらぱっかーんと簡単に行かれてしまいます。今年なら特に甘い球はシングル止まりだったように思いますが、アメリカでは長打になることは間違いないでしょう。慢心しているとは言いませんが、昔のような丁寧さが消えてしまったようには見えますので、まずは向こうのマウンドに早くなれて、制球力を取り戻してもらいたいと、そう思っています。
次にはやはりプレッシャーでしょう。向こうでも相当な注目度ですから、ちょっと打たれただけで容赦ないブーイングが来るでしょう。ダルビッシュだからそこまで心配はしていませんが、それでも相当手のひら返しはひどいように思いますので、まずはそこに耐えられるか、だと思います。
幸い言葉の問題は父親が英語を喋っていますからある程度は出来るでしょうし、それでコミュニケーションが取れない、というのはないかなと心配はしていません。この部分は非常にメリットが多く、これだけでもアメリカでの1つの大きな心配事がなくなるのはとても大きなことだと思います。
なにはともあれ、もう今季までここまで素晴らしい成績を収めた訳ですから、来季はメジャーに行って欲しいという気持ちはシーズン中から多くの人が持っていたことと思います。あとは落札球団と落札金額でしょう。個人的にはどこでもいいとは思いますが、やはりメジャーの中心選手としてやって欲しいという気持ちは大きく、15勝でも20勝でもして欲しいし、それくらいのポテンシャルはあります。落札金額も恐らく相当な額になるでしょう。円高なのが少し勿体ないですが、5000万ドルオーバーはしてくると思います。
オフの話題はしばらくはダルでしょうし、来年のアメリカでの活躍、これは非常に楽しみにしています!
ナカジ・和田・川崎・・。応援しますが、NPBが寂しくなっていくのも、これまた事実です。
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