ベテラン2人に対してのお言葉です。この2人にとっては背水のシーズン・・・なのかな。
福浦は現状維持1億円「ファーストにこだわる」…ロッテロッテの福浦は12日、契約更改交渉を行い、現状維持の年俸1億円プラス出来高払いでサインした。小野は2000万円減の年俸8000万円プラス出来高払いで契約更改した。ともに、来季が3年契約の2年目となる。
福浦は主に指名打者で出場し、打率2割2分3厘に終わった。「若い選手に負けたくない。ファーストにこだわりたい」と意欲的に語った。
来季19年目を迎えるベテランの小野は、球団社長が今季途中に辞任を発表するなど周囲が騒がしかったシーズンを嘆き「(全員が)同じ方向を向いて、優勝に向かいたい」とフロントに訴えた。
(スポーツ報知)
まずは福浦からですが、今季は数字こそ最悪だったものの、4番を打ったりと出場機会は非常に多かっただけに、甘い査定だなとは思いつつもまあ現状維持でもいいかなとは思います。そしてファーストへのこだわり、これは個人的には嬉しいですし、来季はアチャがいない、大松はまだまだ心配、新外人の話も入ってこない、という中でこの福浦の安定した守備は魅力的ですし、特に不安定な送球が多い内野陣ですから、1年間福浦が福浦らしいグラブさばきをしてくれると非常に助かり、そして戦力的には大きいでしょう。しかしながらそんなことは数年前の話だとも言え、今年の福浦の様子を見ればやはり守備に就かせるのは・・・と思ってしまいます。腰が悪いというのは見ていてもわかりますし、これでは守備をしながら4打席フルは厳しいだろうなとも思います。どういう気持ちでファーストへのこだわり、ということを話したのかは知りませんが、個人的にはチャンスで出てくる恐怖の代打の神様として来季は活路を見出して欲しいと考えており、その勝負強さ、そして時折見せるきれぇ~な打球は健在ですので、是非代打として他球団をおびやかす、そんな存在になって欲しいと思います。左右苦にしない左ですし、バットコントロールはお見事ですので、スタメンは弟子の大松に譲り、そして大松を1人前のファーストに育て上げて欲しいなと思います。しかしながらまだまだ老けこむ年でもありません。ぎらぎらしたものを持つ、というのは若手にとっても大事で、背中で後輩の指導を、とも願っています。
続いて小野ですが、小野は20%減になりました。今年も相変わらず怪我に泣かされ、そして先発にこだわりを見せるものの結果を出せず、1年が終わってしまいました。もう先発としては厳しい、それが今の小野に対する評価だと思いますし、先発は数が揃いつつあるだけに、非常に難しい立場に立たされたと見えます。どう考えるか、考え方ひとつで立ち回り方が変わってきそうで、中継ぎとして頑張ってみるのか、依然先発にこだわりをみせるのか、それは小野の判断ですから特に何も言いませんし、素直にその小野の選んだ道を応援したいと思います。しかしチーム状況を見れば薮田と一緒にブルペンをまとめる役目に回って欲しいと思いますし、先発の若手たちのバックアップをしてもらいたいなとも思います。
今年結果を出せた、とは言えない2人ですが、まだまだこんな中途半端な成績で終わってもらっては困ります。生え抜きですし、人気のある2人です。どういう場面であれ活躍すれば嬉しいですが、若手に指導する、若手を育てるということを頭の片隅に入れつつ、プレーで若手を引っ張り、ファンをまた虜にしてくれる、そんな復活を期待しています。
復活してくれるだけでも戦力はアップします。若いもんに負けるな!
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