今日は福岡まで移動し、1週間ぶりに福岡でホークスと対戦。今日も残念ながらマリーンズは敗れ、なかなか勝てないゲームが続いています。はっきり言って流れが悪いですが、そんな中でもいいところもありました。今日の試合を見ていきたいと思います。
投手陣は今日は成瀬4回ー唐川4回で1試合を2人で投げ抜きました。
まず成瀬ですが、成瀬は初回、いきなり本多に3ベースを打たれたりして2点を失いましたが、結果的に尻上がりにボールも良くなり、4回を2失点で唐川へとリレーしました。初回はちょっとボールがいっていないなあ、と思いつつも、2回以降は変化球、特にスライダーが低めに良く決まるようになってきましたから、一安心です。初回も大松のちょっと頂けない守備なんかもありましたし、及第点というか、いい調整が出来たのかなと、そんな感じに見ていました。一昨年は確かオープン戦で大炎上を繰り返したりしていましたし、その年に比べればという感じでしょう。何よりリラックスして2回以降は投げれていたかなと思います。ホームランも打たれませんでしたし、球も良かったです。70~80点くらいの出来で、次の投球が楽しみになるものでした。
2番手で投げた唐川もセンター前を2本打たれ1失点喫しましたが、初のオープン戦登板ですし、若干最初は力が入って球が浮いていたのは仕方ないと見ます。次の回からは力も抜けて唐川らしい、キレイなカーブに糸を引く真っ直ぐで無失点ですからこちらも心配なし、一安心の内容でした。昨年の数字から自信が出てきたのか、風格のようなものが出てきたように感じましたし、パワーアップしているようにも見えました。最低でも昨年の数字、12勝は出来ると思っていますし、15勝位を目指して頑張ってもらいたいです。やはり唐川をリードしている里崎は楽しそうで、こちらも次の投球が楽しみです。
打線はソロ2つでわずかに2点。しかしながらそのホームランが清田と大松ですから、これはこれで嬉しいです。清田に関してもいい当たりこそ昨日から出ていましたからこれで少しは楽になったでしょうし、そのあと1本出たことも大きいです。これで心配ない!とはまだまだ言えませんが、少しは上がってくるかなと思います。大松もこれは本人も嬉しい1本でしょう。変化球を1本足で待ってのホームランは素晴らしく、やはりああやって前でとらえるのが大松のミートポイントですので、差し込まれることの多い真っ直ぐの対応もあれくらいできればなあ、いいときの大松は前で前で捌きますので、変化球だけでなく真っ直ぐもあそこで捉えられるときを今は待ちます。しかし今日のホームランは肩口から入る甘い球ではあったものの、しっかり打球をあげて福岡のスタンドまで届けたこと、これは素直に嬉しく、賞賛です。
今日も相変わらず根元は2安打でヒットメーカーっぷりは凄まじく、これはもう大変喜ばしいですが、伊志嶺にはヒットが今日もなくオープン戦無安打は継続中ですし、5番で使われ続けるサブローだってちょっと酷すぎます。4番のホワイトセルも今日は3三振とちょっといい投手に当たるとこれですから、まだまだです。というか、なぜオープン戦で3人代走で出すだけで終了なんでしょうか。角中が何気に浦和で1番打ったりしていますし、浦和に行くべきは伊志嶺なのではという考えは私だけなのでしょうか。オープン戦だけにあまりイライラはしたくないですが、それでもこの選手起用の頭の固さには辟易します。野球は名前でやるものではありませんし、こうと決めたらぶれないような考え方はいいとは思いますが。それでもちょっと固執し過ぎです。スタメンの顔ぶれがここまで変わらないオープン戦も珍しいです。若手が多数出る他球団のオープン戦をいいなあと見ながら、いろんな選手が見られる、いろんな選手に場を与え、チャンスを与える、そんな野球に期待しています。
若手をオープン戦で使えば、ある程度課題も見えて、成長の場にもなると思うんですが・・。
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